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2022.07.22

子どもを犯罪から守る

子どもを犯罪から守ろう~4⃣

夏休みにSNSいじめが加速する

子どもにスマホを持たせている親は、夏休みなどの長期休みにしっかりと子どもと向き合いましょう。
子どもたちの間では、SNSでのコミュニケーションが一般化し、SNSいじめが多く発生しているのが現状です。

ニュースでも取り上げられていますが、SNSいじめが原因で自殺を図った小中高生が後を絶ちません。
SNSの浸透によって、学校から帰ってきても、長期休暇になっても、学校での人間関係から常に逃げられない状態が発生しています。
子どもたちにとっては、良い意味で「いつでもどこでもつながれるSNS」かもしれませんが、悪い意味では「常に縛られているSNS」となっています。

大人の場合、LINEで既読がついても返事がない場合、「都合が悪いのかもしれない」「そのうち返事がくるだろう」などという感覚でやりとりをしますが、子どもの場合は違います。
子どもたちは、「常に繋がっている」ことに意味を持つ傾向にあるため、既読無視をしたことによって仲間外れにされ、別グループが出来上がって、そこで悪口を言い合って盛り上がる。という現象が生まれるのです。
ひどいいじめになってくると、仲間外れになり居場所がなくなった子を「公開処刑」としてインターネット上に画像を流出させたり、事実にもない犯罪者扱いをされたりしています。

わが子がSNSいじめに巻き込まれないように、親としてできることは普段から親子で会話する時間をしっかりと持つことが大切です。
そのうえで、SNS上での人間関係に追い回されないために、「食事中は全員がスマホを見ない」「スマホを使うのはリビングだけ」などの親子共通のルールを作っておくといいかもしれません。
子どもだけに注意するのではなく、親もスマホの使い方を改め、子どもをスマホ依存にさせないようにしましょう。


写真:ごぼう
花言葉:いじめないで