2024.11.18
お役立ち情報
慰謝料請求額について
不貞行為(浮気や不倫)が原因で慰謝料を請求する場合、その金額は個々の状況によって異なりますが、日本では以下のような基準が一般的に用いられています。
1. 一般的な慰謝料の相場
•離婚に至る場合: 100万~300万円程度
離婚に至った場合は、不貞行為による精神的な苦痛がより大きいとみなされ、高額になる傾向があります。
•離婚に至らない場合: 50万~150万円程度
離婚に至らなくても、精神的苦痛に対する賠償が認められる場合がありますが、離婚に比べて金額は低めです。
2. 慰謝料額を左右する主な要因
以下の要素によって慰謝料の金額が変動します。
不貞行為の期間や頻度
•長期間にわたる関係や、繰り返し行われた不貞行為の場合、慰謝料が増額される傾向があります。
婚姻関係の状況
•円満な夫婦関係だった場合: 精神的苦痛が大きいとされ、慰謝料が高くなる可能性があります。
•すでに夫婦関係が破綻していた場合: 慰謝料は減額されるか、認められない場合もあります。
相手の認識や悪質性
•不倫相手が配偶者がいることを知っていた場合や、積極的に関係を継続した場合は増額されることがあります。
子どもの有無
•子どもがいる場合、不貞行為が家族全体に与えた影響を考慮し、慰謝料が増額されることがあります。
3. 慰謝料請求の相手
•配偶者に対する請求: 配偶者の不貞行為に対しても請求可能です。
•不倫相手に対する請求: 不倫相手が配偶者の既婚事実を認識していた場合、慰謝料請求が認められやすいです。
4. 請求の手続きと注意点
•時効: 不貞行為を知った時点から3年、または不貞行為が行われた時点から20年で時効が成立します。
•証拠の重要性: メール、写真、SNSのやり取りなど、不貞行為を証明する証拠が必要です。
•弁護士の相談: 慰謝料請求をスムーズに進めるため、弁護士に相談するのが望ましいです。
まとめ
不貞行為の慰謝料は一般的に50万~300万円程度が相場ですが、具体的な金額はケースバイケースです。
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